【読書】さがしもの/角田光代

さがしもの/角田光代

マタニティライフの楽しみのひとつとして読書生活を充実させたいなと思って
先日旦那さんにお願いして
久しぶりの本屋さんに連れてってもらいました♪
東京都内に住んでる時は、特に目的の本がなくて定期的に本屋さんに行って
物色したり、新刊チェックしてたんですけど、
本屋さんに行くとつい本買っちゃうので、
たまに行って5冊程度の買い溜めをするようになりました。
やっぱり本は電子じゃなくて紙派なんですよねwww

では今回読んだ本の紹介に♡

 さがしもの/角田光代

 以前、角田光代さんの『平凡』を読んですごく好きだったので、
 もっと角田さんの本を読みたい!!と思って購入しました。
 不思議と角田さんの本には温かさを感じるんです。
 
 この『さがしもの』は全て本にまつわる9つの物語が1冊の本になっています。
 ”学生時代こんな恋愛の仕方してたなー” とか ”なんかわかるー” って気持ちになる
 短編小説が満載でした。
 なんだかどこか懐かしい雰囲気をまとった温もりのある1冊です。

 どのお話もすごく素敵でした。
 本の魅力が存分に詰まってます。
 私自身も幼少期は読書が好きだったのに、思春期になりいつの間にか読まなくなっていました。
 そんな時大学時代にNZで知り合った日本人夫婦に本の楽しさを再度教わって
 33歳の今もこうして読書を楽しんでいます。
 そんな自分に重ね合わせながら、自分自身の読書歴史みたいなものを
 思わず振り返ってしまいました。

 この本に出てくる小説には書名が書かれているものはほとんどないのですが
 幾つか作者が記載されている短編もあって
 その本もいつか読んでみたいなぁという気になります。

 好きな文章

 『さがしもの』の中で好きな文章、納得な文章があったので、幾つか紹介します。


 おなかが空いてたってまずしくたって、人は本を必要とする。

さがしもの/角田光代


 だってあんた、開くだけでどこへでも連れてってくれるものなんか、本しかないだろう。

さがしもの/角田光代


 死ぬのなんかこわくない。死ぬことを想像するのがこわいんだ。
  いつだってそうさ、できごとより、考えのほうが何倍もこわいんだ。

さがしもの/角田光代

 最後に

 私の思う本の魅力は
 ”違う世界に自分をすぐに連れて行ってくれること”
  
 ”また新たな世界を開いてくれる”
  読書を通して、別の新たな小説や作家さんを知ったり、音楽が出てきたり、
  本当に多くのことを教えてくれたり、知らない世界を知るきっかけになったことが
  数多くありました。

 角田光代さんがあとがきで、

 世のなかには私の五百倍、千倍の本を読んでいる人がいて、
 そういう人に追いつこうとしても無駄である、
 そんな追いかけっこをするくらいなら、知識なんかなくたっていい、
 私を呼ぶ本を一冊ずつ読んでいったほうがいい。

 と書いておられました。
 私も本が好きで、こんな風に自由にブログを書いたりしているけれど、
 全く知識という知識はなくて、本屋さんで働いている時にはショックを受けたことがありました。
 でも、それでも本が好きだし、気軽に今みたいに読書を続ければいいんだ。
 と肩の力が抜けたような気がしました。

 最後までお読みくださりありがとうございました。
 まだまだ上手く書けませんが、少しずつ上手くなっていければと思います。

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