【読書】生きるぼくら/原田マハ

生きるぼくら/原田マハ

 内容「BOOK」データベースより

いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。
頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。
その中に一枚だけ記憶にある名前があった。
「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから?
人生は四年ぶりに外へ!祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた―。
人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。

 個人的な評価・感想

評価 :4/5。


とにかくおにぎりをしっかり味わって食べたくなる。
そして、食べることのありがたみを知ることのできる一冊でした。

心がふわっと温まり、心洗われる素敵なおはなしでした。

今まで、原田マハさんの作品では絵画ものしか読んだことがなかったのですが、こちらもすごく良かったです。

自分と向き合う力、人とのコミュニケーションの大切さ、誰かのために文字通り汗水垂らして働くということ。
読むことを通していろんなことを考えさせられました。

何かを食べる時、みんながそこに至るまでの過程や背景、生産者の方の思いを感じながら口に運ぶことができれば、フードロスも減らすことができそうな、そんな気がしました。

仕事に優劣なんて絶対になくて、誰かから見てかっこいいとか華やかな仕事だとか、そんなことは関係ないし、意識する必要もない。
自分にてとってどうか、目に見えない繋がりでも、自分の行動や想いが巡り巡ってどうなっていくのかー。
その先の先まで考えを巡らせながら、丁寧に。
今できることを今できる限りでいいから、大切に日々を過ごしていきたい。

そう思わせてもらいました。

 本文からの引用

それが、どうだろう。
こうして、誰かと向かい合って、人の手のかかった食事をするひととき。
あたたかく体中に溢れてくる、この気分は。

生きるぼくら/原田マハ

俺たち人間もまた、この自然の一部なのだ

生きるぼくら/原田マハ

生きるぼくら (徳間文庫)

新品価格
¥721から
(2021/6/28 15:13時点)

コメント

タイトルとURLをコピーしました